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July 22, 2005
カテゴリー:Scuba Diving; Log /カテゴリー:Skin Diving & Snorkeling神子元島へ平日ダイビングに行ってきました。メンバーは、Eさんと、「マメマクラの記憶」の作者、きんちゃんことNさん。現地サービスは、いつもの「神子元ダイビングサービス」さんでした。
実は、きんちゃんは神子元島でハンマー(ハンマーヘッドシャーク=シュモクザメ)8連敗中で、今度ハンマーが出なかったら、きんちゃんブランドでサメ除けのお守りでも作って売るか、という冗談も出るほどついてない男なのです。
実際、ここしばらく神子元島ではハンマーが見られていないうえに、海の日の三連休の後半から、台風5号の余波(本体は中国のほうへ行ってしまいましたが…)によるうねりが入ったため、前日の19日は船が出ず、当日の天気予報もかなり厳しいことを言っていました。
現地へ向かう途中、今回は神子元島の海に入ることすらできなかった、というオチなんですかね、なんて話をしながらサービスに確認の電話を入れると、予想よりも海況が落ち着いてきたので、予定通り出航するとのことで、ひょっとして汚名返上か?という雰囲気も出てきました。
さて、1ダイブ目はカメ根へエントリー。しかし、大潮にもかかわらず流れはほとんどないと言っていい状態で、ちょっとハンマーは出そうにありません。タカベやイサキの群れと、そこに突っ込むカンパチなんかを見ながら泳いでいくと、前方に銀色の大きな影が見えました。
おおっ、ハンマーか?、とダッシュしましたが・・・、ん?、どうやらマグロのようです。でも、伊豆近辺で見られるのは通常キハダですけど、大きさ(推定2m超)や鰭の形はクロマグロっぽい…。まさか、ですよね?
めぼしいものはそれっきりで水面に浮上すると、迎えに来たボートの上で、店長兼現地ガイドの倉澤さんが叫んでいます。
「早く上がってください!ジンベエ出てます!ジンベエ!」
なんか、他のボートのダイバーが水面で見たとかで、さっそくそちらの方へ向かって船を走らせつつ、我々は3点セットを準備して待機です。その間にも、船長が他のボートや釣船、漁船などと情報交換をしているようですが、なかなか見つかりません。
もう見つからないかなぁ、と諦めムードが漂い始めた頃、船のスピーカーから、「いた、いたっ、真下っ」と船長の声が流れます。みんな慌ててエントリーしましたが、エントリー口から同時にエントリーできるのは3名まで。出遅れた私がエントリーしたときには、ジンベエはもう遠くのほうへ泳ぎ去って行きます。必死で後を追いましたが、到底追いつけるわけもありません。
結局、倉澤ガイドを含めた6名中、私ともう1名だけがジンベエを見ることができませんでした。
もう、悔しいったらありません。倉澤ガイドやEさん、きんちゃんたちが楽しそうに今さっきの体験を話し合う中、独り落ち込んで行きます。もうどん底です。ついさっきまで、きんちゃんを「ついてない男」とからかっていたのが、私自身が「最低についてない男」になってしまったのです。心残りで、死んでも死に切れません(死にませんけど…)。こうなったら、化けて出てやる・・・(だから、死なないって…)。
ともかく、確かにこのあたりにジンベエがいることはわかったので、引き続きウロウロとジンベエを探しますが、見つからないままジリジリと時間が過ぎています。
もう見つからないのかと思ったころ、突然船の速度が上がりました。どうやら見つかったようです。今度は出遅れないように、すぐにエントリーできる体勢で待機していると、右舷前方の水面にジンベエのものと思しき背鰭が見え隠れしています。
熟練の船長さんが、ジンベエを脅かさないように注意しつつ、船を近づけていきますが、私は、いつ逃げていってしまうかと、気が気ではありません。
「行って!」と声が掛かるや否や、エントリーしてジンベエへ向かってダッシュすると、タイミングよくジンベエがこちらへ向かってきます。そのときに撮影したのが冒頭の1枚で、絶好のアングルで写真に収めることができました。
個体の大きさは全長4mぐらいで、10m以上まで成長するといわれているジンベエザメとしては、まだまだ若魚のようです。
ジンベエは2〜3分?我々の周りを泳ぎまわった後、悠然と去っていきましたが、今回は全員がバッチリ観察することができて、水面では、ガッツポーズと雄叫びが交錯します。
船に戻った後も、もう、ジンベエの話題で持ちきりです。「今日はもうハンマー見れなくてもいい」なんて声も上がります。
2ダイブ目は、「ジンベエ出たんだから、マンタも出ないかな」なんて言いながら、ジャブ根に入りました。Eさんと私は、去年の7月に神子元島で潜ったとき、ハンマーの群れのみならず、マンタにまで遭遇しているのです。(かつて関係者のみに公開したサイトをこちらから見れるようにしました。)
しかし、期待に反して、1本目以上に流れてません。テングダイが何匹も群れていたり、大きなモロコやアオブダイがいたり、マンタならぬトビエイの群れが舞っていたりと、通常のボートダイビングならスター級の役者たちが揃っているんですがねぇ…。みんな、まさに雑魚扱い(笑)。
最後に、タカベの群れに美味しそうなカンパチが突っ込んでいるのを見ながら深度を上げていくと、なぜか6匹ほどが我々について上がってきて、周りをぐるぐる…。網があったら一発ですな。
ボートに上がると、「ジンベエ、まだいるらしいですよ」、ということで、スクーバの器材だけおろして待機。すると、今度は、ほどなくして「いたーっ!」。
もうみんな手馴れたもので、6名がバババッとエントリーすると、ジンベエ君、我々に慣れたのか、今回は、なんと5〜6分ぐらい?我々と一緒に泳いでくれました。
もう、お触りし放題(はぁと)。背鰭に掴まらせてもらう人まで現れて、まるでイルカショー並みの大サービス。なんてことを書くと、「お触り厳禁」派の人たちから怒られるかもしれませんが、その気になれは我々なんてぶっちぎって泳ぎ去ることも簡単なわけで、別に嫌がっている感じでもなく、ひょっとしたら「大きなコバンザメが何匹もくっついた」ぐらいにしか思ってなかったんじゃないでしょうかね。本人に聞かないと判りませんけど(笑)。
ちなみに、身体のほうは、やっぱり鮫肌(爆)。でも、凄くきれいでした。まだ若魚だからでしょうか? 鰭はまさに「硬めのゴムフィン」という感じでした。イルカと違ってあまり暖かくなかったのは、やっぱり魚だからですかね。
ボートに上がってから、「こんな体験、二度と出来ないかもね〜」なんて話していたら・・・、すぐにそのチャンスはやってきました。
「今度は残タンで入りましょう」と倉澤ガイドから許可が出ましたが、私は、帰港に備えて既に器材をバラしてしまってました。もう一度セッティングするのもなんか面倒ですし、さっきまでの感じでは、ジンベエ君が潜り始めたら、それはもうサヨナラの意思表示のようなので、スキンで充分と判断。あと1名は、今度は水面から写真を撮るようです。

神子元島(静岡県下田市)、水深0m(avi形式ムービー、5秒、約287KB)
ジンベエ君、スクーバの泡を餌と勘違いしたのか、あるいは泡にプランクトンがくっついて上がってきているのか、まさに泡を食ってます。若魚でも4mもあると、さすがに自分に向かってこられると怖いですね。喰われることはないと思いますけど…。
今度も5〜6分ぐらい我々と遊んでくれた後、ジンベエ君は悠然と泳ぎ去っていきました。思わず「さよなら〜」と手を振ってみたり…。
きっと、まだしばらくはこのあたりにいそうな雰囲気でしたが、もう我々は「お腹いっぱ〜い」という感じで帰港の途に着きました。
今回の「ジンベエスイム」ですが、貴重なチャンス(前回神子元島周辺でジンベエザメが目撃されたのは、10数年前とか…)をこれだけ満喫できたのは、いろいろとラッキーな要素が絡んでいたからだと思います。
まず、平日で客が少なかったこと。客が多いと、2ダイブを、1・3便と2・4便に分けるため、一旦帰港して客を入れ替える必要があり、1ダイブが終わったら即帰港です。また、うねりがあまり大きいときも、一旦帰港となるようです。
さらに、今回、我々の船は、倉澤ガイドを入れて6名と少人数で、しかも、私ときんちゃん以外の4名がDM以上のプロ。私ときんちゃんもそれなりに慣れているので、ともかく動きが早かったですね。
加えて、というか、一番重要かもしれないですけど、辰丸の船長さんの見事な船捌きとサービス精神。この日は、平日にもかかわらず、4軒あるサービス全部が船を出していましたが、見た感じ、一番たくさん船を廻してくれたように思います。
まあ、Webを見る限り、どこのショップもそれなりに見れているようなので、我々だけ独り占め、という批判もなさそうですしね。
ということで、きんちゃんの「神子元島ハンマー連敗記録」は10で継続中・・・。
なお、この模様がYOMIURI ONLINE(Web版読売新聞)に写真入りで掲載されました。
ジンベエザメとランデブー…伊豆半島沖 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)伊豆半島沖の神子元島(みこもとじま)(静岡県下田市)周辺に20日、体長5メートルほどの若いジンベエザメが現れ、ダイバー十数人がランデブー遊泳を楽しんだ。
ジンベエザメは体長が10メートル以上になる世界最大の魚で、プランクトンを主食とするおとなしい性格。
水族館「伊豆・三津(みと)シーパラダイス」(同県沼津市)の飼育員は、「駿河湾では2、3年に一度、目撃情報がある程度。昨年から続く黒潮の大蛇行の影響で沿岸まで近づいたのでは」と話している。
ダイビングデータ
天候 曇、気温 27℃
1ダイブ目(カメ根):最大 24.4m、平均 12.3m、透明度 10〜15m、水温 21〜22℃、潜水時間 37分
2ダイブ目(ジャブ根):最大 26.2m、平均 14.6m、透明度 10〜15m、水温 21〜23℃、潜水時間 44分
投稿日 : Jul 22, 2005 08:32
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» <ハンマーヘッド・シャーク x 40> 2005年7月2日 神子元ツアー from Blue Corner Blog : Aug 01, 2005 13:39
40匹程度のハンマーが出現しました。
但し、透明度が良くありませんでしたので、写真の方は微妙です。
われわれの近くをかすめるようにして、接近して去ってい...
» 神子元島 に ジンベイザメ 出現 from 日々の移ろい : Aug 02, 2005 14:41
7月20日、神子元島にジンベイザメが出現しました。
神子元島は、静岡県下田市沖にあり、大物ポイントとして知られています。
最近は、ハンマーヘッドが見られるこ...
コメント (4)
ジンベエ鮫、堪能させていただきました。
アップもバックも写真すごい迫力、動画は可愛さに笑ってしまいました。
最後のショットが、ジンベエさんの満面の笑顔なんですもの(^^)
投稿者 : トラ子」 | 投稿日時 : Jul 23, 2005 00:16
あらら、おさわりの事書いてしまいましたね。
ハンマー100%の人と対決したいなぁ。笑
投稿者 : きんすけ | 投稿日時 : Jul 23, 2005 02:00
<きんちゃん
だって、写真見たら判るじゃないですか。>お触り
<トラ子さん
いらっしゃいませ。きんちゃんの所から来られたんですよね。
動画、いいでしょ?
投稿者 : sealion | 投稿日時 : Jul 23, 2005 06:49
おぉー、でかいなー。 すごいなー。
目の前にでっかい生き物というシーン、かなり憧れです。
投稿者 : あか | 投稿日時 : Jul 23, 2005 10:48
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