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January 30, 2005
カテゴリー:Scuba Diving; Log今日は、小田原の根府川で潜ってきました。お世話になったのは、根府川ダイビングセンターさん。
根府川はちょっと変わったことで有名なポイントです。
東海道線根府川駅の真下、以前真鶴道路の料金所があったところ(真鶴道路新道の開通により料金所は移転、敷地は売店のあるPAとして現存)の海岸がダイビングスポットなのですが、ここの海中には、1923年9月1日の関東大震災のときに土石流で押し流された、根府川駅の遺構が眠っています。
もともと砂地だった海底に、あたかもゴロタ石でできた根のように、プラットホームや擁壁を構成していた石材が折り重なっていて、プラットホームと思われる構造物の一部は、原型を保ったまま水没しています。「今も列車が沈んでいる」という噂もあるようですが、実際のところは、第二次大戦中に鉄材回収のために引き揚げられており、「丹念に探せば部品などは転がっているかもしれないが、目だったものは何もない」とのことです。
遺構に限って言えば、水深もおおむね10m以下で、その気になれば、素潜りでも充分潜れる深さです。
左の写真は、各種メディアで「レール」として紹介されている遺物ですが、実見したところ、断面形状からいって、少なくともレールではありません。かつて一部で使われていた鉄製のマクラギ(根府川駅付近で使用されていたかどうかは未確認ですが…)か、駅舎の構築物で使用されていた鉄材と思われます。ただ、引き揚げて詳細に調べない限り、正確なところは判らないでしょう。
中央の写真は、海岸から現在の根府川駅を見上げたところです。線路はまったく見えていませんが、写真中央の崖の上の緑色の構造物が、根府川駅の跨線橋。海中の遺構は現在の駅の真下に広がっていることになります。
右の写真は、上の写真とほぼ同じ場所から真鶴方を見たものです。。この写真の左側、ダイビングサービスの屋根の上の木々の合間に赤い構造物が見えていますが、これが、土石流の本流が流れた白糸川に架かる東海道線の橋梁。土石流は白糸川を埋め尽くし、100m以上は離れている駅をも海中に押し流したのです。
このように、歴史学的観点から見れば、なかなか珍しいダイビングポイントではあるのですが、それ以外は砂地に漁礁として石などを投入した人工の根(かなり古いものもありますが…)が点在するだけで、透明度も(砂地のため)あまり良くなく、それほど魅力的なポイントではないかな?
ただ、伊豆半島のポイントに比べてはるかに近い(家から1時間半もかからない…)のと、条件を満たせばバディ単位で勝手に潜らせてくれるということは評価できるんですけどね。
ダイビングデータ
天候 晴時々曇、気温 18〜19℃(?)
1本目:最大 12.2m、平均 7.3m、透明度 8〜10m、水温 15℃、潜水時間 49分
2本目:最大 16.5m、平均 9.6m、透明度 8〜10m、水温 15℃、潜水時間 49分
投稿日 : Jan 30, 2005 23:20
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コメント (3)
いつの夏だったかあやふやですが、
初根府川で沈没プラットフォームを目指したものの
どっちが上かも判らなくなりかねないよーな
激しい味噌汁の中を右往左往したあげく、何も見つからず
「あー、楽しかった(スリルがあって)」と強がりを吐いた記憶が…
(苦笑)
透明度が高い時にウロウロしてみたいですねぇ。
投稿者 : あ | 投稿日時 : Feb 01, 2005 20:52
それって素潜りで入ったんですか〜?
今だったら、ホームの上にブイが浮いてるから大丈夫ですよ〜。
投稿者 : sealion
| 投稿日時 : Feb 01, 2005 21:00
あ氏のブログからたどり着きました
オートキャンプ場の所ですね
一昨年泊まりました
そんな歴史があったとは知らなんだ
夜光虫がきれいだったな〜
投稿者 : さのぢ | 投稿日時 : Feb 04, 2005 19:47
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